ビーチクリーニング

こんにちは。伴道イルカです。
もちろん、ニックネームです。イルカの調教師をしていたことが由来です。
バヌアツ共和国で大好きな海と海の生き物を入り口に、子供たちに環境3Rを伝える活動をしています。

海の日スペシャル!みんなでビーチクリーニング

今回、日本の海の日にちなんでビーチクリーニングを企画しました!

日本の海の日にちなんだビーチクリーニング活動のポスター

企画にあたっては、子どもたちが自然と夢中になれる仕掛けをいっぱい用意しました。

プログラムはこんな感じ

1.海とゴミに関するクイズ
 2択クイズに正解すると、1マス前進!ちょっとドキドキのすごろく風ゲームです。
2.ゴミ拾いゲーム
 フックで引っ掛けたり、磁石でくっつけたりしながら拾うので、まるで宝探し!
3.分別チャレンジ
 市内のルールに従って、正しく分別してゴミ箱へ。
4.参加カードプレゼント
 名前と参加日を書いたカードを進呈!(ラジオ体操カード方式です♪)

準備もひと工夫

ゴミ拾いの道具作りに加えて、参加カードも手作りしました。
カード本体は卵パックを再利用し、紐はなんとパンダナスの葉を編んで作成!
…これが想像以上に大変💦

同僚のアニーちゃんに編み方を教わりながら、編んでみるも、紐は不格好だし、1本作るのに30分もかかります。アニーちゃんとセラさんに手伝ってもらって何とか完成!
バッグを編む人って本当にすごいな~と尊敬しました。

**紐の作り方**
①パンダナスの葉を乾かす②中央脈に沿って2つに割く③ぐるぐる巻く④ナイフでしごく⑤みつあみ出来るように割く⑥みつあみする

手伝ってくれたアニーちゃんとセラさん

当日はまさかの…?

万全の準備で迎えた海の日。ですが、当日の天気はまさかの豪雨☔
泣く泣く中止にして、後日あらためて地元の中学生たちと開催しました。
結果的には、笑い声いっぱいのにぎやかなビーチクリーンになりました!

分別チャレンジ

ごみの分別は3種類、アルミ、ペット、その他をみんなで確認!

ゴミ拾いゲーム

フックで引っ掛けたり、磁石でくっつけたりしながら拾うゲーム。
フックで引っ掛けるのは結構難しい。

発見もありました

海とごみに関するクイズで「サンゴは石?生き物?」や「プラスチックは木から?石油から?」といった質問に、意外にも不正解が多かったのです。
もしかすると、そういった知識の差が、サンゴを踏んでも、海にプラスチックごみがあっても“気にならない”ことにつながっているのかもしれません。

これからも、楽しく学びながら海を守る活動を続けていきたいと思います!
みんな、また一緒にやろうね!

>シリーズ企画:「サステイナブルライフを求めて」

<著者プロフィール>
伴道イルカ(おざわ ゆきこ)
カリブ海でイルカ・アシカの調教師として活動したのち、野生動物の保全(ワイルドライフ・コンサベーション)へと活動の幅を広げる。
現在は南太平洋のバヌアツ共和国で、大好きな海と海の生き物を入り口に、子供たちに環境3Rを伝える活動に取り組んでいる。体験と知識を生かし、持続可能な暮らしの在り方を楽しく発信中。


eepfではセミナーやワークショップなどのコンテンツを通してサステイナブルコミュニティづくりのお手伝いをしています。
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